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「ポケモンGO」の世界的大ヒットの“ワケ”と“影響”  

ポケモン1

業界関係者が「ポケモンGO」の世界的大ヒットを“予測できなかった”ワケ

「ポケモンGO」が世界的な大ヒットとなっている。しかしアプリ業界の関係者は、ここまでのヒットになるとは誰も予想できていなかった。“アプリのプロ”がヒットを見抜けなかった理由とは。

スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が、世界各国で爆発的にヒットしている。App Storeの無料&トップセールスランキングでは、配信している34カ国全てで首位を獲得。米国では社会現象にもなっており、初登場の7月7日から21日現在まで1位を走り続けている。

日本では配信時期は未定だが、20日には日本マクドナルドが同アプリと店舗の連携を発表。任天堂を始めとする株価もぐんぐん上昇する事態は「ポケモノミクス」と呼ばれるなど、期待が過熱状態にある。

この熱狂を、実はアプリ業界関係者は誰も予想できていなかった。その理由を、スマートフォン向けアプリ分析サービスのApp Annie(アップアニー)の日本・韓国担当リージョナルディレクター 滝澤琢人さんに聞いた。

App Annieのランキングを見ると、「ポケモンGO」のアイコンが1位にずらりと並ぶ

スマホ向けアプリの特徴は、「App Store」と「Google Play」という2大プラットフォームがあることで、どんなアプリも世界の市場で戦えることにある。これまで、国をまたいで大ヒットとなったゲームはいくつか出てきている。

例えば、ストラテジーゲーム「クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)」、バトルRPG「ゲーム・オブ・ウォー(Game of War)」、パズルゲーム「キャンディークラッシュ(Candy Crush)」などが、世界でも日本でもヒットしたゲームだ。しかし、これらのゲームは全て“海外発”。「パズル&ドラゴンズ」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)や「モンスターストライク」(ミクシィ)など は、日本のゲーム市場の“勝者”だが、海外展開を――となると、大成功はしていないのが現状だ。


世界でヒットしたゲームアプリ「クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)」と「ゲーム・オブ・ウォー(Game of War)」
 「ポケモンGO」は、ゲーム自体の開発はGoogleの社内ベンチャーからスタートしたNianticが担っているが、「ポケットモンスター」という日本が生んだIP(知的財産)を使っている。

「日本発のIPが、世界の市場でトップになるのは初めて。ここまでの熱狂的なヒットを、アプリ関係者は誰も予想していなかった」と言う。

 なぜ誰もヒットを予想できなかったのか。それは、アプリ業界での“常識”が原因だった。

 「もともとアプリ業界の中では、『日本のIPはニッチ』という見方が一般的になっている」

そのため海外展開の際には、ローカライズはもちろん、もともと日本のIPを好んでいるようなコアなファン層に向けてアプローチする必要があった。コア層に向けて出していくと、どうしても大きなヒットにはなりにくい――という面があった。「ポケモンGO」も、もちろんファンはたくさん生まれるだろうが、爆発的なヒットにはならないだろう……多くの関係者はそう予測していたのだ。

しかし蓋を開けてみれば、この圧倒的支持だ。「『ポケモンGO』がすごいのは、ダウンロード数や収益だけではなく、遊んでいるユーザー層の幅広さ」と滝澤さんは語る。

日本でリリースされれば、ランキング上位に来るのはまず間違いないだろうと期待が集まる「ポケモンGO」。では、アプリゲーム業界に「AR(拡張現実)」や「位置情報」のブームが来るのか……と思いきや、実はそうではないのだとか。

 「ARや位置情報ゲームは、特段新しいものでも珍しいものでも、最先端の技術ではない。『ARだから』『位置情報だから』ヒットしたという見方は違う」

 「ポケモンGO」と同じくNianticが開発した位置情報ゲーム「Ingress」。「ポケモンGO」にもそのノウハウや情報がふんだんに使われている作品だが、実はアプリ全体のランキングで見ると「悪くはない」程度の立ち位置。「位置情報ゲーム」というジャンルの中では、大成功モデルとして捉えられ、コアなユーザーも多いが、ダウンロード数やセールスのランキングで10位には入らない。


「ポケモンGO」と同じくNianticが開発した「Ingress」は、ジャンル内では大成功だが、全体としては「悪くはない」の位置。
 「『Ingress』のゲームシステムが、『ポケットモンスター』という大型IPの世界観とマッチした。現実世界での“宝探し”が魅力的なゲームになったからこそ、『ポケモンGO』はヒットした」――と滝澤さんは言う。

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ポケモン2

サウジ聖職者団体、「ポケモンは反イスラム」との宗教令を更新
 
7月20日、サウジアラビアで、ゲームソフトシリーズ「ポケットモンスター」が反イスラムとの宗教令(ファトワ)が、聖職者団体により更新されたことが分かった。

サウジアラビアで、ゲームソフトシリーズ「ポケットモンスター」が反イスラムとの宗教令(ファトワ)が、聖職者団体により更新されたことが分かった。現地メディアが20日報じた。

ただ、この宗教令は、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」については言及していない。

同国のイスラム教聖職者団体である高位宗教学者協会事務総局は、教徒の質問に答えて、2001年に発令されたポケモンのカードゲームが反イスラムだとするファトワを復活させたことを明らかにした。イスラム教は進化論を拒否しており、モンスターが進化するポケモンのゲームは進化論を助長するものであり、神への冒とくに当たるためだという。ファトワは「子供たちが『進化』という言葉を口にするとはショッキングだ」としている。

さらに、ポケモンには、多神教の神を増やしていくことやギャンブルなど、イスラム法で禁じられている要素が含まれていると説明した。ゲーム中で使われているシンボルマークが神道、キリスト教、フリーメイソン、シオニズム(ユダヤ主義)を助長するとも述べている。

そんな中、「ポケモン」ハリウッドで実写化!レジェンダリーと株式会社ポケモンが認める

米カリフォルニア州の大手スタジオであるレジェンダリー・エンターテインメントが「ポケットモンスター」を初めて実写映画化すると発表した。株式会社ポケモンもシネマトゥデイの電話取材に対し、事実であると認めた。

「ポケモン」の実写映画化権については、ハリウッドで争奪戦が繰り広げられていると報じられてきたが、最終的には『GODZILLA ゴジラ』『パシフィック・リム』などのレジェンダリーが獲得。ニンテンドー3DS用ゲームソフト「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~」を基に実写映画化するという。

 ゲーム版「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生から」の舞台は、人とポケモンが共存する街ライムシティ。ある目的を果たすためにその街にやって来た少年ティムが、ピカチュウと偶然の出会いを果たす……。同作に登場するピカチュウはティムと言葉を交わすことができる名探偵で、ちょっと偉そうだけど美人に弱いという設定になっていた。

 実写映画版のストーリーの詳細は発表されていないが、来年の撮影開始に向け、レジェンダリーは急ピッチで準備を進めることになる。日本以外ではユニバーサル・ピクチャーズが配給し、日本では東宝が配給する。

現在、アメリカをはじめとした海外ではスマートフォン向けゲーム「Pokemon GO」が大ヒット中。「ポケモン」熱が高まっている中での発表となった。

引用:ロイター、シネマトゥデイ、ITmedia ビジネスオンライン
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