
周囲と歩調を合わせ過ぎ日本のビジネスマンやOLといったごく普通の職業に就いている人たちは、ることにあまりに長けていると信長氏は指摘する。
空気を読むことが上手いということは、仲間はずれにされるのを恐れて思った通りの行動が取れなくなることにもつながる。
信長氏は20歳の頃にこうしたことに気づき、
「人がどう思おうと、それは自分の気持ちや幸せにまったく関係のないこと」と考えるようになり、それが自分を信じることにもつながっていった。
しかし、ホストといっても、女性の前では緊張してしまい、口もきけないようなタイプもいる。そういうホストは、一挙手一投足をみんなが注目していると思い込んでいることが多い。
人の目を気にし、周囲からどう評価されているか気になってしまう人は次のような行動をとってしまうと述べる。
・他人の評価を気にするあまり、思いのままにのびのびと振る舞えない。
・場の空気や人の意見に左右されがちで、自分の意見が言えない。
・あれこれ迷った末に、結局いつもと同じような行動を取ってしまう。
このような周囲の目を気にし過ぎのホストに、信長氏は「そんなに力むなよ。お前のことなんか誰も気にかけていないのだから」と声を掛ける。世間というものは、自分が思うほど自分に興味がないと思った方がいいということだ。
こうしたことを理解し、無用の緊張を解きほぐし、リラックスしている方がいい仕事ができる。とくに接客業の場合は、接客する側がリラックスして楽しんでいないと、お客さんを楽しませることはできない。他の仕事でも、人の目など気にせず、リラックスして自分を出すことで、いい結果につながるのだ。
これはホストだけでなく、他の職業についている人たちにもいえることであるはずだ。
「人の目を気にしないで生きていく」というのが、信長氏の考え方。周囲の目や世間体を気にすることは誰にでもあることかもしれないが、人にどう思われても自分の考えを貫き通すことで、人生は大きく変わるのかもしれない。
もっと自分の思い通りに生きたほうが“成功”により近づけるということ。
引用:新刊JP
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